印象派

　　　　『うろ覚え』
作者・不明 / 制作年・2020年





なるほど。

笑えない備忘録

朝起きたらこんな顔

片方の瞼がブヨブヨに腫れてる。


本人は気にしていないのと
他に変わった様子もないのでとりあえず様子見。



蚊であれば私の耳元を徘徊して絶対に気がつくはず。
前日から家の中に蚊がいた様子は無く。

この日は雨だったのでお散歩はお休み。

しばらくすると腫れも引きいつも通りの顔。


しかし、再び朝より派手に晴れが出現。






耳、鼻先と
次々ボコボコ腫れていく。

これはもう蚊じゃない、蕁麻疹でほぼ確定。

そうなると怖いのはアナフィラキシー。

時間はすでに夜１０時過ぎ
かかりつけの２４時間救急対応の病院は
病院へ行く前に電話で獣医師に症状の説明が必要で
緊急性の有無で来院か、朝まで様子見かの振り分けをする。


朝からの症状と流れを説明
「強いご希望があれば診ますが...」

強いご希望。

強いご希望...つよいごk
いや、そこまでご希望はしないんだけど

犬と過ごして、かれこれ20年。
これが1年目だったら泣きながら診察を懇願するんだけども
強い強い、それはそれはパワフルなご希望で。

雨の夜のタクシーはつかまらない。
行き帰りのタクシー代。
深夜料金の診察代。
車でテンションの上がりまくるヒューゴ。


きっと処置内容よりも
その他の出費と労力の方が大幅に上回るに決まってる。

ということで
強いご希望は出さずに朝まで様子見にしました。

更に酷くなるようなら再度連絡下さいとの事。


結局、朝の開院時間まで様子見で待ちましたが
朝まで腫れが出たり入ったり。時には酷くなり。











手足もポコポコと。


お尻の穴まで。

朝まで様子見を選んだのは自分なのに
心配でほとんど寝れず。


病院へ行く頃には腫れもすっかり引きました。

朝一で病院へ。

動物病院もソーシャルディスタンス
待合室のイスの数以上は中で待てません。

こうして外で待ちます。
１時間以上ここから降ろしてくれと暴れて疲れて諦める。
このあと３０分くらいで呼ばれました。

もう腫れは引いてしまっているので
画像を見せて経緯を説明。

左右の口角の腫れはビーフの硬いガムを食べた直後。
雨で外に出ていないので虫説は除外。

どうやら怪しいのはビーフのガムらしい。

牛アレルギーという事か。

酷い場合
蕁麻疹と併発して血圧低下や
気道が腫れて塞がることがあるので
元気が無くなったり呼吸音がおかしくなったら
すぐ連絡くださいとの事でした。

やっぱりアナフィラキシーの可能性もあったわけだ...

爆弾抱えてるみたいで、すごく怖い。

プレドニン3日分と胃薬を処方してもらいました。

これで治らなかったり
ステロイド飲み終わってまた蕁麻疹が出るようであれば
原因が違うのか、または違う他の病気か
と言う事らしいです。

それも怖い。


外壁改修工事で１ヶ月以上足場に囲まれた生活で
臭いも音ももちろん
足場からベランダへ普通に人が入ってくる状況下にあったから
ストレスもあったのかもしれない。


ストレス意外に侮れない。